キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

「ユカは
 そろそろやめなさい!」

 

 

「どうしてさ」

 

 

「あんたって全く
 顔に出ないから怖いのよ…」

 

 

奈美が心配してくれている。

 

 

「ユカちゃん
 そんな酔ってるの?」

 

 

「大丈夫でぇす」

 

 

まだまだ
こんなくらいじゃ全然平気。

 

 

ホントに紺野さんは
優しくていいなぁ…

 

 

課長さえいなければ!

 

 

そしてウチの課長なら
たいして
楽しそうでもないのに

 

 

帰らないで次の店にも
ついてきやがった。

 

 

面白くないなぁ…

 

結局

 

 

課長の目を気にして
あまり紺野さんとも
喋ることもできず

 

 

私たちは店を出た。

 

 

奈美が心配して
私の手を引いてくれている。

 

 

「ちゃんと歩けるの?」

 

 

「大丈夫だって」

 

「ユカちゃん、
 送っていくよ」

 

 

紺野さんが
にっこり笑って
そう言ってくれた。

 

 

「ホントですかぁ!?」

 

 

心の中では

 

 

キタ――――!と
叫んでしまった。
二人きりのタクシーの中

 

 

やっと課長がいなくなって
うれし―――!

 

 

「ユカちゃんは石堂と
 同じ職場なんだよね?」

 

 

「はい、上司です」

 

 

「アイツ会社ではどう?」

 

 

「めっちゃコワイです」

 

 

「ふふ。マジメだからなー」

 

 

ここにきて
なんで課長の話?
やんなるな…

 

 

「石堂とは大学の同期なんだ」

 

 

「そうですか…」

 

 

「アイツ、
 母一人子一人だったから
   苦学生だったんだよ」

 

 

「へぇ…」

 

 

苦労してるんだ…って、
課長の話は
どうでもいいって!